どちらの言葉も「事実をありのままに記録して表現する」という事には変わりがない。
ではどこが違うのか?
ドキュメンタリーは主に映像作品に対して使われる言葉
1926年にイギリスのJ.グリアスロン氏が最初にこの言葉を使い、広まったといわれている映像用語。
ノンフィクションは主に活字の世界で使われる言葉
ドキュメンタリーと内容は変わらない、活字用語。
「ドキュメンタリーとノンフィクションの違いは?」
ちなみに、ドキュメンタリーにしろノンフィクションにしろ、事実に基づいて作られてはいても、作り手によっての主観、考えが入ることは避けられない。このため、作品に作者のフィルターがかかり、同じ事実から作ったものでも、内容に違いがでることになる。
なお、ルポルタージュ(ルポ)というものがあるが、これは「現地報告」と呼ばれ、作者の主観や考えを入れず、ただ事実だけをありのままに報告することを言う。